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3.もつれる感情

2009.02.17  *Edit 

 月が変わり、日差しが鋭く変わりつつあった。去年とは違い、暖かくなっても王が戦に繰り出さないせいもあって、城も国も平安を保っている。穏やかな日々が続いていた。
 後宮内も平和だったが、その中で唯一、手がつけられないほどに動揺し激怒している女がいた。一時的にはその座を奪われても、結局は後宮に君臨すると自他共に認める、王の愛人の一人、ニーナだ。ここ数日、彼女の周辺だけは嵐のような日々に見舞われていた。
「うるさいわね、おさがり!」
 主人を気遣って世話を焼きたがるブランを追いやることには成功したが、それでも怒りがおさまらず、ニーナは彼女が消えた扉に向かって首飾りを投げつけた。大きさの異なる紅玉でできた首飾りは扉の上で勢いよく跳ね、床の敷物の上に落下していく。黒い毛皮でできた敷物の上で、紅の丸い玉の固まりは血の染みにも見えた。
 事の発端は三日前、彼女が、王が離宮で一夜を過ごした、と聞いたことだ。そして当然、彼が独り寝をするはずもなく、そこには後宮のジェニーが一緒だったという。
「やってくれるじゃないの、あの小娘……!」
 思えば、王が一介の娘に複数に渡る外出許可を出したこと自体、ニーナには合点がいかなかった。まことしやかに後宮内で流れる、王には間者としてジェニーを育成する意図があり、学習の場としての図書室通いを許したという噂にも、ニーナには何となく腑に落ちなかったのだ。
 扉の前まで歩いていった彼女は、敷物の上にある首飾りを足で踏みつけた。足の下で硬い石同士がぶつかり、軋んだ音をたてる。
 用心の為にとジェニーの様子を追わせていた、彼女の予感は当たっていたのだ。王が一時的に足繁く通ったジェニーに対して嫉妬が薄れかけていた矢先、ニーナは背後から奇襲に遭い、全てを盗まれた気分だった。
「おお、どうしてくれよう! 小娘の分際でこの私を足蹴にするなど、何としたものか!」
 足の下で石が転がり、ニーナは足をとられそうになった。見ると、彼女が床に紅玉を押し付けていたせいで紐が切れ、数個の玉が外れている。黒い毛皮に飛び散る紅い玉は、まるで、血しぶきだ。
 ニーナはそのうちの一つを指でつまみ、光で玉を透かして見ようと、角度を何度も変えて玉をのぞいてみた。だが、赤黒い玉には光があまり通らない。
 彼女は紅玉を見ると、そっと、それを手のひらの上に置いた。
 急に、微笑みがついて出る。

 北の庭園に面した広間には十人ほどの女たちが集い、優雅に奏でられる音楽の調べに心地よく聴き入っていた。一曲が終わるごとに拍手が起き、楽団の一行は仰々しく頭を下げる。ニーナの呼んだ楽団は女たちの要望に応えてどんな曲も演奏し、彼女たちから喝采を受けていた。
「素晴らしい演奏でしたわ! ニーナ様のお選びになる楽団はやはり一流の腕前ですわね!」
「まあ、ありがとう、カトリーヌ。貴女のお気に召したようで、私も嬉しいわ」
 招待客の一人でもあるカトリーヌににこやかに笑い、ニーナは彼女の手を優しく取った。
 演奏が一息つくと、給仕たちによってハーブのお茶が客人たちに配られた。ここに居るのは全てニーナの知り合いで、彼女が好んで開く茶会の出席者だ。お互いに顔見知りの客人たちは各々におしゃべりを始め、ニーナの隣に席を取るカトリーヌも反対側の貴族の女と楽しそうな会話に興じている。
 ニーナは楽しそうな客人たちの様子を見て満足し、一番端の席で所在なさそうにお茶を口に運ぶジェニーを目にして、さらに満足した。ニーナもよく知る、気位の高い貴族の女がジェニーの隣に陣取り、ジェニーとは反対方向を向いて楽団の若い男としゃべっている。
「音楽はいかがでした、パルトロー夫人?」
 ニーナが彼女と男の間にさりげなく近づいていくと、女がぱっと顔を輝かせて笑顔になった。
「これはニーナ様! とても感激しましてよ! 特に、彼のつまびく弦楽器の音色が美しくて……ちょうど今、この方にそのお話をしていたところですわ」
「まあ、そうでしたか」
 ニーナは女の瞳に宿る欲望に気づかぬ振りをして、男に笑いかけた。灰色の目の男は丁寧にニーナに頭を下げ、女に微笑みを送った後、ニーナに向いた。
「夫人には身に余るほどのお褒めの言葉を頂きまして、少々面食らっております。ニーナ様、この度は私共にこの場で演奏する機会を与えて下さり、誠にありがとうございました」
「いいえ、いいのよ。お礼を言うのはこちらだわ。皆も満足して……素晴らしい演奏だったわよ」
 男が深々と頭を下げた。
 夫人の視線が男の横顔に絡みつくのを見て、ニーナは早々に二人の間から退散する。
 彼女がジェニーの前に立つと、ジェニーより先に侍女の方が嬉しそうな表情を見せた。
「ジェニー、今日はあなたに来ていただけて嬉しいわ。楽しんでいらっしゃる?」
「はい。私の方こそ、ご招待いただき、ありがとうござ――」ジェニーが微笑んで礼を言うのを遮り、ニーナは彼女に顔を近づけて囁いた。
「ジェニー、無理しなくていいのよ。これは儀礼的な催し……あなたなら、奥の書庫で書物を読んでいた方が楽しいに決まっているわ、ね?」
 ジェニーが困惑したように眉をひそめたので、ニーナはそれが嫌味ではないと意味するため、なるべくにこやかな笑顔を作った。
「ねえ、ここは放っておいて外に出ないこと? ここの庭園は見事なのよ、私が案内するわ。背丈のある垣根があって内側が見えないけれど、今の時期は見ごたえのある薔薇が咲き誇っているの。あなたもきっと気に入るわ。是非とも、見てもらいたいのよ」
 ジェニーの表情が明るく輝いたのを見て、ニーナは心の中で笑った。彼女が自分の侍女を振り返っていたが、ニーナの申し出に侍女が嫌がるはずがない。
「よかったわ。あなた、きっと感激するわよ」

 アニーを含めた三人が部屋の隅をつたって移動していると、楽団員の二人が満面の笑顔でニーナに近寄ってきた。
「今日は本当にありがとうございます。楽団の者たちもそりゃあ大喜びです!」
「そう、それはよかったこと。でも、まだ終わりではなくてよ? 私たちが戻ったら、また再開してもらうわよ」
「それは――どちらかにお出かけで?」
 ニーナはジェニーたちをちらりと見て、初老の男に微笑んだ。
「彼女を庭園に案内してさしあげるのよ。ここの薔薇はね、とても綺麗なの」
「薔薇! 薔薇ですか!」彼が驚いたように声をあげた。「――ニーナ様、そのう、できればですがね、その、私も同行させてはいただけませんかね……?」
「何ですって?」
「いえ、その、実はですねえ……、私、薔薇には目がなくて、旅の道中でもあちこちで見て回っておりましてね」
「おい! またあんたはそんな勝手な事を言って!」
 彼の隣にいた三十代くらいの立派な体格の男が彼に毒づき、ニーナに恭しく頭を垂れた。
「ニーナ様、申し訳ありません! この男ときたら、薔薇と聞けばどこにでも飛んでいってしまうような男でして。毎回、苦労させられておるんですよ。どうか、こんな男のたわ言などお忘れください」
「しかし、王城の庭園なぞ、そうめったに見る機会はなくてなあ」
「そうだろうが、私たちの入るような場所ではない。未練がましい、あきらめろ!」
 若い方の男が彼の腕を掴み、ニーナに再び謝ると、男を無理に連れて行こうとした。
「待って。――たしかに、王城の庭園に目を触れる機会など、そうそうあるものではないわ。ここの薔薇はとんでもなく美しいの、それほどの薔薇好きなら、きっと感動するに違いないわ」
 ジェニーの視線を感じたニーナは彼女を見返し、にっこりと笑った。
「いいわ、おまえたちも連れていきましょう。おまえたちの奏でた素晴らしい演奏への褒美よ」
 男たちは驚愕の表情を浮かべると、二人揃ってニーナに頭を下げた。
「あっ、ありがとうございます!」
 ニーナの許可に、ジェニーが自分の願いが叶えられたかのように喜んでいる。その瞳の輝きを見たニーナは、彼女に対する軽蔑で胸がいっぱいに満たされていくのを感じた。
「あ、あの、ニーナ様?」
 ふと気づくと、ジェニーの侍女がニーナの隣に来ていた。
 名を何度聞いても覚えられない、目じりに皺の目立つ、中年女。
「何よ?」
「こちらは王の庭園にございます。その……楽団員などを入らせるべきではないと思いますが……」
「まあ、おまえには血が通っていないの? 薔薇を少し見せるぐらい、構わないじゃないの。彼らの嬉しそうな顔をご覧なさいよ」
 彼女が納得しかねている様子なのが、ニーナには腹が立つ。
「いいのよ。それに……おまえが黙ってさえいれば、この件は問題にはならないの」
 広間を出ると、いつのまにかブランがニーナたちの後ろについてきていた。彼女が振り返ると、ブランはジェニーを一瞥し、硬い表情で小さく頷く。彼女も頷き返した。
 ……何もかも、あなたが悪いのよ、ジェニー。

 ジェニーたちが入った北の庭園は、成人男性の背の高さほどはある垣根から成る外郭のせいで、外からは庭園の内部が見えない。垣根の切れ間のような庭園の入口を越えて目にするのは、緑色の樹木の壁だけだ。
 庭に入るなり、ジェニーの体は外側では感じなかった、かぐわしい花の香りで包み込まれた。ニーナによれば、垣根に挟まれた道を内側に進んで行くうちに段々と風景が変わってくるそうだ。
 ニーナの横には薔薇好きだという初老の男が並び、反対側の隣にはもう一人の楽団員の男が垣根を見上げながら大股でゆったりと歩いていく。この若い男の方は初老の男に付き合って来ているという様子で、庭園にそれほどの興味はなさそうだ。ジェニーが後ろを振り返ると、アニーが辺りをきょろきょろと見ながらついてきていた。
 ジェニーが前を行くニーナを見ると、彼女が振り返り、ジェニーと視線が合って微笑んだ。ジェニーの心臓がどきっとする。ただ微笑みを浮かべただけというのに、ニーナの面持ちがさらに艶っぽく変わっている。
 隣の初老の男が何かを話しかけてニーナの注意を引き、彼女がまた上品に笑った。

 不意に、背後で金物が反響するような大きな音がして、ジェニーは驚いて振り返った。
 ジェニーたちの最後尾にいたはずの衛兵がいない。その代わり、アニーの横に大きな若い男が目をぎらつかせて立っていた。
「ぎいぃぃぃぃっ!?」
 アニーが悲鳴とも喘ぎともつかぬ叫び声をあげた。
「そこに! ジェニ……ジェニー様っ!?」
 彼女が指さした先を追ったジェニーも、はっとして息をのんだ。彼女たちの方に足を向け、地面の上に、彼女たちに付き添って来ていた衛兵の体が無造作に転がっている。衛兵の手は喉を押さえて小さく痙攣し、その両手の指の隙間からは真っ赤な血が幾筋も流れ出て、地面に血溜まりを作り始めていた。
 彼は自分の身に何が起きたのかも把握できないうちに、地面に倒されたにちがいない。彼の腰にある剣は鞘に納まったままだった。
「助けて……!」
 後方から聞こえてきた女の悲痛な声に、ジェニーは振り返った。
「ニーナ様!?」
「助けて、お願いよ!」
 ジェニーの目は、短剣を首元に突きつけられて青ざめたニーナの姿に釘付けとなった。
 短剣を手にしているのは、ついさっきまでニーナを崇拝するかのように接していた、あの初老の男だ。彼の連れの若い男も、どこから取り出したのか、両手に持った同じような短剣を別の衛兵に向け、彼の動きを封じ込めていた。
「なぜ! なぜ、おまえたち……?」
 ニーナが初老の男に視線を移すと彼は下卑た笑いを浮かべ、ニーナの顔は恐怖に歪んだ。
「ニーナ様!」
 ブランが叫び、ジェニーは、ニーナと衛兵を威嚇する男たちと衛兵を殺した男とを交互に見た。ジェニーたちの背後から出現した男の手がアニーの背にあることに、ジェニーは違和感と恐怖を覚えた。アニーは剣で脅されているのかもしれない。ジェニーの視線を受けると、その男が薄い唇を細く開けてほくそ笑んだ。
 ぞっとする。いつかのゴーティス王のような笑い方をしている。
「おまえたち、自分が何をしているかわかっているのか!? ニーナ様を今すぐに放せ!」
「うるさいぞ、衛兵」
「やめて!」
 初老の男がニーナの体に巻きつけた腕に力を込め、鈍く光る短剣の先をニーナの喉元に近づけた。
「ニーナ様!」
 衛兵はつかみかかった剣から手を離し、威嚇する若い男の前で無念の唸り声をあげた。
「おお、殺さないで! おまえたちの望む物を何でもあげるわ、何でもあげるから!」
「はは、それはいい心がけだ。いいぞ、存分に俺を楽しませてくれたらな」
 ニーナが悲鳴をあげたが、男が口を手で塞いだので、それは途中で聞こえなくなった。男はもがくニーナを引きずるようにして垣根の奥に消え、主人を追おうとしたブランは彼に側頭部をしこたま蹴られ、あっけなく地面の上に落ちていく。
「ブラン様!」
 ジェニーもアニーも衛兵も男たちに行く手を阻まれ、ニーナが連行されるのをただ見送ってその場に留まるしかない。ジェニーの後ろから、アニーがすすり泣くような音が聞こえてくる。
 ニーナと男が消えてしまうと、衛兵に短剣を向けていた男が口を開いた。
「さて、と。本当の饗宴はこれからだ」
「お二人に危害を加えるな! おまえたち、ここが畏れ多くも王城の敷地内だとわかっているのか!」
「やかましい男だな」
 衛兵が剣を鞘から抜ききるより前に、男が彼の腕を短剣で傷つけた。衛兵は顔をしかめたが、大した傷のようではない。ジェニーからは男の横顔しか見えなかったが、男は面白そうに笑っているようにも見えた。
「――お二人とも、早くお逃げください!」
 衛兵は鋭い口調で言ったが、それを合図にしたかのように、もう一人の男がアニーの背を押してジェニーの隣にさっと移動してきた。アニーは恐怖で真っ青な顔色をしており、ジェニーの読みどおり、その背には短剣がつきつけられていた。男を近くで見たジェニーは、あっ、と小さく声をあげた。
「“ジェニー”様、またお目にかかりましたね」
 うってかわって穏やかに笑うと、男の人相はまったく別人のものとなる。その灰色の瞳は、彼女が茶会で隣り合った婦人と仲睦まじくしゃべっていた若い楽団員のものだ。
 彼女が信じられない思いで見返すと、男は不敵に微笑んだ。
「……俺はあんな女より、ずっと若いあんたの相手をしたかったんだが」
 男はアニーの背から短剣を離すと、ジェニーの顔の横にそれを差し出した。その刃全面に、彼が殺した衛兵の血がべっとりと残っている。現実化した恐怖に、ジェニーの背筋が冷えた。
「あなたたち……誰?」
 ジェニーが悲鳴の一言もあげずに短剣の血から男に視線を移すと、男はわざとらしく感心する素振りをし、くすくすと笑った。その笑い声に重なるように、かすれた呻き声が別の方向から流れてくる。
 アニーが顔を両手で覆った。ジェニーたちの先で、衛兵が苦痛に顔をゆがめながら、宙に片腕を伸ばして地面に落ちていく。衛兵の手からこぼれ落ちた剣が地面で二度跳ね、垣根の中にその姿を半分隠した。
「おお……!」
 衛兵が地面に倒れるとアニーが喘いだ。ジェニーたちに振り返った男の顔は、興奮からか顔が赤く火照っており、彼の右手と、その手の中にある、衛兵を倒した短剣が柄の部分まで血で赤く染まっていた。

「気丈なお嬢さんだ」
 震えて泣き出してしまっているアニーとは対照的に、ジェニーが状況を把握しようと周囲に視線をめぐらせていると、隣の男が静かに呟いた。男は一見、優しそうな顔立ちをしているのだが、時を刹那的に生きているような、いつ死んでもいいとでもいうような、生き急ぐ意思が瞳の光に表れている。
 ジェニーは必死に隠している焦りと恐怖を見破られないように注意し、男を見返した。
「あなたたち、何が――あなたたちの望みは、何なの?」
 灰色の瞳の男がジェニーの顔をじろじろと眺めた。彼女は、負けずに見つめ返した。
 衛兵にとどめを刺し終わった男がジェニーたちの所に合流してきた。音楽を演奏している時には見えなかったが、上腕筋がぐっと盛り上がって太い血管が浮き上がり、楽団員というよりは兵士の方が似合う風貌だ。彼の膝の横には数本の長い傷痕があった。
「おい、相棒。このお嬢さん、俺たちの望みが何なのか知りたいらしいぞ」
「ん? 望みって――そりゃあ、なあ?」
 二人は顔を見合わせて意味深に笑う。
 ジェニーは唇を噛みしめてアニーを見たが、彼女は放心しているかのようにぼんやりとした表情だ。
 彼女の協力は当てにできない。どうやって、この場から脱することができるだろうか。
 ジェニーがじりじりと後退していたことに気づいたらしく、灰色の目の男が彼女のドレスの裾を踏み、嘲笑した。
「おい、どこへ行く? 俺たちは、あんたに用があるんだよ、お嬢さん」


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