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2.疑念

2009.02.08  *Edit 

 ジェニーはその日、同じく後宮の住人であるニーナという女の思いがけない訪問を受けた。貴族出身だという物腰はあくまで優雅で、女らしい曲線が美しい、王の愛人。柔らかな何重にもなるフリルの布かざりを胸元に縫いこんだ、薄紫色の豪華なドレスが彼女の長い茶色の巻き毛とよく似合う。微笑むとできる目の下のしわも、妙に官能的な女性だった。
「ごきげんよう、ジェニー」
 背が高く色白の女はしずしずとジェニーに近づき、戸惑い気味の彼女の小さな手を取った。
「私はニーナよ。あなたの体調がいつもよくないみたいで会えないから、私の方からお見舞いをかねてご挨拶に来たの」
 彼女の吸い込まれそうな大きな青い瞳にはどきどきしたが、やっとのことでジェニーも挨拶を返した。
「右も左もわからない後宮でお困りじゃない? 私も最初は慣れるまで時間がかかったから、よくわかるの。それにお知り合いがいないのでしょう? 私でよければ、お慰めになればと思って」
 血管が透けて見えるほどに白く細い指、美しく魅惑的な表情。ジェニーよりは十ほど年上だろうが、それにしても、同じ女と思える造りではなかった。
「あの、お気遣いどうもありがとう」
 彼女がそう答えると、ニーナは満足そうにゆったりと微笑んだ。ニーナが笑うその姿はとても美しく、周囲の皆を見惚れさせる。ジェニーはニーナに好印象を持ち、同時にその美しさには圧倒された。
「あなたのご出身はどちらなの、ジェニー?」
「それは――中央の街というところで、ここよりはずっと南の地方」
 ニーナは思い出そうとでもするように首をかしげたが、すぐに首を振った。「聞いたことがない地名のようね、ごめんなさい」
「いいえ、小さい町だったから」
 その答えによって、ニーナが態度を少し尊大に変えた。
 しばらくの間、ニーナは自分の出身家のことや城内のことをゆったりと話していたのだが、彼女の部屋に来客があったと知らせが入ってそれは中断された。
「ジェニー、ではもう行くわ。いつでもお好きな時に私の部屋へいらっしゃい。私の部屋は侍女がわかっているわ。ここの暮らしに慣れるよう、私がいつでも力になるわ。いつでも歓迎するわよ」
「ええ。ありがとう」
 ニーナが席を立って身を翻すと、高級そうな甘い香水の匂いがふりまかれた。その豪華であでやかな女の後に、侍女のブランが小股でちょこちょこと付いていく。部屋の扉の前でニーナが振り返って再度挨拶を言った際、背後のブランもジェニーに挨拶をしたが、それはまったく儀礼的で冷たいものだった。

 二人が去った後、いつものように、若い召使がジェニーの部屋の炉に火をくべ直し、水差しの水を取り替えて食事の盆を無造作にテーブルに置いていった。最初の二、三日こそ、彼女におざなりでも気を遣っていた女は、今は無表情に彼女の脇を通り過ぎるのみだ。王がただの気まぐれで彼女に手を出したと配下では噂が出始め、それを信じた一人である女も彼女を軽視しているのだ。
 彼女が部屋を動きまわる様を見るでもなく見ていたジェニーだったが、ふと食事用の木皿に目が留まった。一枚板から作られている食事用の棒とスプーン。それまで混沌としてまとまらなかった頭の中が、急に整理された気がした。
「それでは失礼いたします」
 女が形式ばかりの挨拶をして退室するのを確認すると、ジェニーは静かに椅子から床へと立ち上がった。室温はまだひんやりと頬に冷たく、冬が到来したこの国では、窓の隙間から漏れてくる光も弱々しかった。
 厚手の毛糸のショールを肩にかけ、ジェニーは部屋にある三つの窓を確認してまわる。南側の小さな窓は彼女の肩ぐらいの位置にあり、窓枠にしっかりと木板がはまっている。この木板は天気が良いときに外側に開閉できるようになっている。
 そのうちの一つに近づき押し開けようとすると――石壁と木がすれる鈍い音がしてゆっくりと開いた。同時に、冷たく湿った空気と白い花びらのようなものが舞い落ちてきた。
「雪!」
 外は細かいさらさらの雪が音もたてずに舞っていて、窓の向かい側に見える棟の窓枠や外壁にうっすらと白く化粧をしている。
 ジェニーは白く明るい外の世界に一瞬あっけにとられ、辺りを見渡した。彼女の生まれ故郷ではこんな早い時期から雪など降る事はない。それほどに、彼女は北の国に移動してきてしまったのだ。
 あらためて異国の土地に居るのだと自覚し、彼女の両目からは涙がとめどなく溢れてきた。手で何度ぬぐっても、それは流れてきてしまう。
 一ヶ月ほど前の故郷での焼き討ちの光景。瀕死の兄ローリーの頭上に落ちていった屋根材。世から白麗王と呼ばれるゴーティス王の温かい肌の感触。
 乾ききらない傷痕を鋭利な刃物で突かれたかのように胸が痛み、あの王の腕に負けた悪夢のような宴の夜が鮮明によみがえってきた。わずかな期間で、彼女の生活が信じられないほどに一変してしまった。
 私は、あの男を倒さなければならない。
 さっきまで窓から逃げ出そうと考えていた余念は消え、彼女の瞳からは涙が自然とひいていく。疲れ果てていた体にさえも活力がみなぎって、熱くなっていく。
 そう、あの王を倒さなければ。でも……どうやって?
 彼女の元々持っていた武器は当然取り上げられ、部屋にも武具など置いていない。
 代用できるものを探し、彼女は親から受け継いだ知識を駆使して、部屋にある物を注意深く見ていくことにした。木灰剤、髪留め。飾り棚にあった黒い皿にそれらを記入する。彼女は、何ができるかを必死に考え出そうとしていた。

 ついに、彼女は入城一ヶ月目にして自力で自室を出た。本来ならば侍女と出歩くはずだが、運良く、付くべき侍女からは見放されている。
 彼女は後宮内を調べてまわるつもりでいた。後宮入りして数日後に、女官長より館内の造りや施設の説明は受けている。数名の王付き“特別侍女”、つまり、愛人たちが各部屋に暮らし、その倍以上の数の空室、広間が数室、食堂、サロン、遊戯室、地下には風呂施設。他の棟に通じる通路には衛兵が配備され、外からの来訪者を厳しく制限し、後宮の住人たちの移動を制限している。
 彼女はまず、自室のある二階を見回ってみようと思っていた。部屋の外からは人の声がしない。昼間でも薄暗い廊下を静かに歩いていると、運悪く、複数の使用人たちと出くわしてしまった。怪訝そうに自分を見て何かを言いかけた女たちの顔に面し、彼女はあわてて部屋へ戻るしかなかった。
 数日後の早朝、ジェニーは何度目かの探求を実行した。廊下も館内もひっそりとしており、ひと気がまったくない。愛人たちは眠っているだろうし、後宮務めの付き人たちが動き出す時間にはまだ早かった。ジェニーが一人歩いていたとしても、それを咎める者には誰も出会わなかった。
 自室のある二階から階段を下に降りると、廊下がいきなり広くなった。人の姿こそ見えなかったが、遠くから複数の女たちの話し声がきこえ、いくぶん賑やかな雰囲気だ。
 彼女は城に実際に入った事こそなかったが、建築に詳しい父から貴族の邸宅や宮殿の造りについて、幼い頃よりたくさんの話を聞かされていた。主寝室や重要な棟には必ず何かしらの脱出口が造ってある、と彼女は知っていた。それがこんな意外なところで役立つとは。
 廊下を壁に沿って歩いていったジェニーは、広間の手前まで来た。扉前の通路に凝った造りの装飾棚がある。その白石でできた大きな装飾棚上部の半円形の部分に、彼女は若干の違和感を覚えて立ち止まった。半円の右半分を縁取る部分が、左半分に比べて綺麗すぎる線を描いている。ためしに、彼女がその棚を手の甲で軽くたたいてみると――音が内側で反響している!
 とっさに周囲を振り返って誰もいないことを確認したジェニーは、意を決し、棚の右半分の部分を両手で押してみた。すると、かなりの重量があるが、棚全体の右半分が後ろにずれていくのがわかった。
 隠し扉だ……!
 興奮状態で彼女は背でそれを押し、白い石扉が重苦しい音をたて、ほんの数センチ動いたのを見て、狂喜した。

 サンジェルマンが女官長と真剣な面持ちで話しこんでいるのを見たのは、新しい剣の納品があり、ゴーティスがその性能を試そうと剣技場に歩いている途中だった。雪はこの数日間降っておらず、外の地面は乾いていた。
 通路の窓越しに見え隠れする二人は、中庭の池近くでひっそりと話しており、女官長が少し興奮しているようだった。彼女からの話というのはほとんどが後宮内の事情に違いなく、しかしその大部分は、ゴーティスの耳に届くことはなかった。
 女の愚痴などきかされてご苦労なことだ。
 ゴーティスは大きな関心を示すことなく、付き人たちと一緒に剣技場へと向かった。

 新しい剣の切れ味は素晴らしく、ゴーティスは上機嫌で夕食の席についた。これまた、彼の好物である子牛肉の料理がテーブル上にあり、デザートのパイまで食べきった彼は、良い気分のままに遊戯室へと移った。そこは、いつもどおりに適温に部屋が温められ、彼が来ると同時に赤葡萄酒とつまみが数点用意された。一緒に飲む相手を頭の中で選んでいたとき、サンジェルマンがサロンへ姿を現した。
「王、話があるのですが」
「サンジェルマンか。よいぞ、酒を取れ」
 ゴーティスの言葉にあわせ、給仕が素早くサンジェルマンのための酒をつくった。
「いえ、私は」
「座れ」
 彼はゴーティスの誘いに従って腰かけはしたものの、酒の杯には口をつけない。
「堅い男だな、おまえは。一体、何の話だ?」
 サンジェルマンは笑顔で王にうなずいたが、給仕たちを目でおって、王に言った。
「王、あまり好い話ではありません。お人払いを」
 ゴーティスは彼の顔を怪訝そうに見返したが、その表情から何かを読み取り、即刻、部屋から給仕たちを下がらせるように命じた。サンジェルマンは用心深く、彼らが退室して扉がしっかりと閉まるまでは一言も口をきかなかった。
「それで?」
 王は多少おもしろがったふうに、サンジェルマンに先を促した。
「何の話だ? 俺の暗殺計画でもあったか?」
 彼はかぶりを振った。
「ジェニーの件です、王」
「“ジェニー”?」
 しばらくの間彼女から関心が薄れていたゴーティスは、彼女の名前と顔を一致させるのに少しの時間を要した。
「ああ……あの、命知らずな娘か」
「はい」
「あの小娘が、何かやらかしたか?」
 サンジェルマンは王を見つめ、慎重に切り出した。
「王、あの娘は真にただの村娘でしょうね?」
「……どういった意味だ、それは?」
「今日、女官長よりジェニーの件で報告を受けたのです。彼女が、後宮一階の隠し扉を開けているところを女官長が発見したそうですよ」
 ゴーティスは、サンジェルマンと女官長が中庭で話しこんでいた光景を思い出した。女官長が大げさに騒ぎたてる様子が簡単に目に浮かぶ。
「口さがない誰かに聞いたのであろう。それか、偶然だ」
「偶然に見つけられるものではありません。それに、扉の存在は侍女たちでさえ、知りえません」
 ゴーティスは彼の物憂げな表情を読み取って、先手を打って言った。
「他にも何かあるのか?」
「ええ。ジェニーの部屋を点検した召使が、二つの窓の十字格子が内側から折られているのを見つけました。女官長が問いただしたところ、ジェニーが自分でやったと認めています。布を格子に十字にしばりつけ、木製スプーンを布にくくりつけて左にまわしていくと、力のない彼女でも簡単に壊せたそうです」
 サンジェルマンの訴えに、ゴーティス王は肩をすくめた。
「ほう。ここを逃げようとしたのか」
「そうでしょうね」
「なるほど、知恵のある娘だな」
「感心なさらないでください、王。それだけではなく、ジェニーはこれを所持していました」
 そして、サンジェルマンはオークの実でできた首飾りのようなものをテーブル上に置いた。実は三分の一ほどのところで横に切られており、その切れ目に白い粉のようなものがついていた。薬に対して警戒心が強いゴーティス王は、それを見るなり、顔をひきしめた。
「ジギタリスか?」
「いえ、毒薬ではありません」
 サンジェルマンは蓋となった上部を開き、中に詰められた白い粉末をテーブルに出した。匂いはない。彼は、小指の先でその粉末をとると、自分の舌にのせてみせた。
「生薬のセッカイです。このままでは体に害はありません。ですが、ご存知のように」
 今度はゴーティスが、赤葡萄酒の入った杯をオークの実のそばへと置いた。
「――葡萄酒と混ざれば、死にはしないが全身痙攣がおこって立てなくなる」
 数年前にその汁を飲まされた苦い経験を思い出した彼は、サンジェルマンの言葉を次ぐ形でそう言い、オークの実をつかんで壁へと投げつけた。胃がむかむかとした。
「俺に飲ませる気だったというのか!? どこぞで入手したか!」
 苦々しくそう吐き捨てたゴーティスに、サンジェルマンは穏やかに言った。
「ニーナ嬢からもらったハーブを粉にし、ジェニーが作ったのですよ」
「……なに? 作った、だと?」
「ええ。わざわざ、作ったのです」
 サンジェルマンが言わんとしている意味をやっと理解し、ゴーティスは眉をひそめた。
「王? これは、戦を経験している者が知っている知識であれ、片田舎の娘が知ることではありません。あの娘は剣の扱いもできるのですよ、王。セッカイを作って隠し持っていただけで充分に危険な存在です。まさかとは思いますが、王のお命を付け狙うどこかからの回し者かもしれません。私は、あの娘を王のお側へ、いえ、城へおくことさえ反対です」
 断固とした口調のサンジェルマンに、ゴーティスは理解を示した。けれども、ジェニーの言動を思い出し、暗殺者としては抜けすぎている彼女に、つい笑えてしまう。
 本当の策士でどこかの暗殺者ならば、彼女のように反抗的な態度はとらず、証拠をあっさりと敵に取られてしまうほど愚かではない。彼女は、兄の敵である自分を殺したいと思っているだけだ。だが周囲の状況は反対で、彼女には新しい侍女がつき、常時、彼女を見張っているような状況らしい。
 彼は冷静に考え、サンジェルマンの疑念を一蹴した。
「俺は、むしろ回し者だとは考えぬ。暗殺者にしてはぼろが出すぎておるからな。おまえの言うように、ただの村娘にしてはでき過ぎるのは認めるが」
「王。されど、王の御身を危ぶめる者をお側におくわけにはまいりません」
 サンジェルマンが再度注意をうながすように言ったが、彼は取り合わない。ただ、彼女への興味はわいた。
「あれは当分、城においておけ」
「ですが、王」
「かまうな。刺激が近くにある方が面白い。おまえは、俺があんな小娘にみすみすやられるとでも思うか?」
「いいえ。しかし、万事を期すのも大事かと存じます」
 ゴーティスは苦笑した。
「心配性だな、おまえは」
「あの娘の監視は続けますよ、王」
 サンジェルマンは王に頭を下げた。
「好きにせい。おまえが気になるなら、素性も洗え」
「はい、王」
 サンジェルマンが退室し、ゴーティスは彼から聞いた話を反芻した。そして、ジェニーの肌の質感も思い出した。ジェニーとの最初の夜以来、彼の頭からは彼女への興味は薄くなっていたことは確かだが、今回の一件でその関心はどうやらぶり返した。後宮にもしばらく足を運んでいなかった王は、何かに取りつかれたようにその場から立ち上がった。

 その夜、一週間ぶりに後宮に姿を見せたゴーティス王に、後宮勤めの女たちは密やかに色めきたった。ジェニーの元へ向かうことは事前に一部には知らされていたが、それを知らない下働きの女たちは働く手を休めず見て見ぬ振りをし、どの愛人が今夜の相手なのかとゴーティスが階上へ向かう動きを追っていく。薄暗い通路を風のように颯爽と歩いていく、若く美しい王は、どんなに怖れられてはいても、女たちの憧れの的ではあった。
 一方、ゴーティス王の来訪を告げられたジェニーは召使たちに身支度を整えられながら、逃げるわけにもいかず、落ち着かない気分でその時を待っていた。彼女の寝室はいつにもまして整理整頓され、王の好む酒が用意され、室内は暑いくらいにまで暖められている。ついさっき手入れされたばかりの爪先をいじりながら、ジェニーは何度も小さく息をつく。
 彼を倒す準備もまだまだなのに。 
 一度の気まぐれで済まなかった証拠でもある今夜の王の来訪は、ジェニーが今後も後宮の住人として滞在するという意味において、使用人や他の愛人たちには重要な出来事になる。ジェニーの二度目の“お召し”は、口の軽い噂好きな女たちによって、あっという間に他の愛人たちの耳にのぼることだろう。

 ジェニーの緊張して落ち着かない様子を、新しい侍女アニーに加え、モンペール女官長までが横で緊張して見つめていた。
 冬に入ってから気の立っている王は、数日前にアニーの前任者であるジェニーの侍女と情夫を刺し殺したばかりだ。王専用の部屋で情事に興じていたなどあまりに逸脱した行為で、そればかりは王の殺傷行為の方が正しい。愛人タチアミラの傷害・追放事件からも、それほどの日数が過ぎていない。そんな状況下だというのに、庶民出身ののんきな少女ジェニーは、女官長に目眩を起こさせる、いくつかの無謀な行動をとってきている。
 一連の彼女の行動から、女官長は彼女が脱出を試みているのだと疑い、その日の夕方、自分の境遇を客観的に見て幸せに思うのが常識だと彼女にくどくどと説教をしたばかりだ。天涯孤独の若い娘が、この世の中でどうやって生きながらえていけるのか。普通なら肌を売って生き延びる選択しかない境遇で、国王の寵を受けるのがどれほどの幸運なのかと。
 最初こそジェニーがことごとく反論していたが、所詮、貴族社会で生きてきた女官長と彼女は話が通じる相手ではなかった。話が平行線になり、女官長が途中で一方的に話を切った。
 女官長は、今後は彼女の行動を逐一注意していると彼女に警告もした。前任者の例もあり、侍女アニーにも口をすっぱくして注意をした。それでもまさか、ジェニーがゴーティス王に復讐を果たそうとまで考えているとは、女官長もこの時点ではまだ気づいてはいなかった。


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